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導入事例
T社様のケース
- 導入の背景は?
 - 弊社では、2010年にPDAを利用した「建物診断支援システム」を開発し、建物診断業務を行っていました。当時としては画期的で、今までの手作業と比べて省力化を図ることができ満足していました。
              しかし、下記の4つのステージに渡る煩雑な作業と小さな画面のPDAへの入力しづらさという課題は残りました。
              
- デスクトップPCによる事前準備とPDAへのデータ転送
 - PDAによる(建物診断の入力作業)
 - PCへのデータ転送と診断結果のExcel変換
 - 診断報告書の半自動作成+手作業による修正
 
 - 導入を決めた理由は?
 - タブレットの普及に伴い、PDAのシステムをタブレットへ移殖することを検討しましたが、当時のタブレットを業務で簡単、安全、廉価に使うには幾つものハードルがあり断念しました。
              Windows8発売に合わせて、廉価なWindowsダブレットPCが発売されることになり、ダブレットPCの操作性も含め検証した結果、業務用として十分使えると判断して診断業務支援システムの導入を決めました。導入の主な決め手は以下の通りです。
              
- 手書き文字入力機能がサポートされ、手に持って操作でき、十分実用できる。
 - ペンタッチ操作とフィンガータッチ操作がサポートされており、切り替えなしで同時に使える。
 - インターネットを介さずに単体で運用できるため、情報リークのリスクを大幅に低減できる。
 - すべてのデータをSDカードに保存するため、ダブレットPC盗難による情報漏洩も回避できる。
 - WindowsなのでExcelとの親和性が良く、報告書作成まで、すべてを自己完結できる。
 - インターネット環境を含めた特別なインフラの整備が必要なく、導入のコストを抑えられる。
 
 - アプリの使用感は?
 - ダブレットPCによる新アプリを実際に使ってみた作業従事スタッフの声を集めてみました。
             公共交通機関で帰社する場合には、報告書を見ながら帰ることも出来ます。従来の手作業による建物診断の場合は、ノートにキーワードのみを走り書きしていたり、撮影場所や撮影順序などを忘れないうちに報告書に纏めあげなければならず、そういった面での ストレスが無くなるのは、他の仕事にも集中するすることができる副次的な効果です。
Aさん 「図面、ノート、デジカメなどを持つ必要がなく、ダブレットPCを1台持って行けば良い点は従来のPDAと同じであるが、画面が広いので図面がとても見やすい」 Bさん 「診断項目の絞り込みや診断結果の入力も、使い慣れたWindowsのユーザーインターフェイスにより、従来のPDAと比べ、格段に操作しやすくなっている」 Cさん 「画面の指示に従ってのタッチ操作だけで、図面と診断箇所、診断結果、写真が自動的に紐付され、操作はテンポ良くスムースに進む。建物診断が寸断されるようなことがない」 Dさん 「内臓カメラでは撮影が難しいPSや天井裏、建物外部の高所などは、WiFi付デジカメの撮影画像が使えるので助かる」 共通の声 「圧倒的に違うのは現地での入力作業が終わってから。2~3日掛かっていた診断報告書作成作業が[報告書作成]ボタンを押すだけで、全自動でExcel書式の報告書を作ってくれる」 T社様による計測
従来の場合 タブレットの場合 事前準備 1時間 50分 現地作業 7時間 8時間 報告書作成 28時間 3時間 合計 36時間 12時間  - パッケージ製品の良さ
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             パッケージ製品の良さは導入コストにありますが、同時にランニングコスト及びサポートも重視しています。診断支援システムは昨年末に大きなバージョンアップがあったところで、よりいっそう使いやすくなっていました。
             
- 写真撮影後に写真編集画面でペン入力によるメモを表示できるようになった。
 - 数量や箇所の入力ができるようになった。
 - 図面で高倍率のピンチ・ズームが使えるようになった。
 - 従来より高速に表示、かつ高倍率の縮小・拡大が可能になった。
 - Microsoft Surfaceをはじめ多くのタブレットPCが使えるようになった。(1280×800、1366×768、1920×1080の解像度に対応)
 
 

